●菊花賞、前日だというのにまったく盛り上がらない

1986年以降「3歳牝馬のJRA3歳上重賞勝利」(現表記馬齢)はこれまで、1992年の5勝(※)が最多勝。今年はまだ2ヶ月以上を残しこれに並びました。

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— netkeiba (@netkeiba) October 23, 2021

坂口おじいちゃんキングヘイローのせいで頭丸山になる

神戸新聞杯組は反動が怖いしタイトルホルダーは武史が不安やしその他からはそもそも力が足りへんのじゃないかという感じではあるが…

先週は直線の強い向かい風のために、ペース不問で上がりがかかった阪神。今週土曜は元に戻ってはいるが、それでも高速決着、高速上がりにはなっておらず、ロング開催を意識した馬場の作り。少しパワーシフトの芝とみる。スタミナもさることながら、馬力がモノをいうとみた。

狙うは18番オーソクレース。確かにこの枠は気になるが、ルメール騎手は被せられないことが好走条件と言っており、その意味ではむしろプラスかもしれない。さらに内目に前に行きたい馬が揃い、馬群は縦長になるはず。しかもスタートからしばらく直線が続くコースであり、距離ロスは生じにくいはず。特に目立つ不利はないのではないか。

父エピファネイアは馬力寄りの血統で、京都とはいえ菊花賞馬。そして母マリアライトは牝馬の身で同じ阪神内回りの宝塚記念を勝ち、叔父リアファルは神戸新聞杯を勝って菊花賞3着。スタミナとパワーは保証済み。普通に走れば好走を確信できる背景がある。大いに期待したい。

＄お宝馬
⑰ヴィクティファルス
(牡3、栗東・池添学厩舎、池添騎手)
阪神3000mといえば阪神大賞典。このレースで筆頭格の種牡馬がハーツクライだ。これまでに産駒が6回馬券対象になっている。複数回はシュヴァルグランだけで、特定の馬に固まっていないのがポイント。ハーツクライ産駒2頭は共にマークだが、母方のパワーに優るこちらをお宝馬に指名する。

共同通信杯でエフフォーリアとステラヴェローチェの間に入っての2着があって、単に能力的にも侮れない。近親に皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞4着のシックスセンス。大舞台でも面白い牝系だ。

相手上位は ⑤レッドジェネシス、⑭ステラヴェローチェ。 押さえに ⑯グラティアス、②アサマノイタズラ、①ワールドリバイバル、⑨ヴェローチェオロ、③タイトルホルダー。

　　丹　　内　　祐　　次

ただ丹内は札幌や函館でわりと長いレース乗ることあるから長距離いけるかもしれん、まあG1となるとオープンや条件戦とは違うんやけどなw

だから買わない

　【東京１１Ｒ・ハヤヤッコ】休み明けの前走は見せ場なく大敗。４走前からブリンカーを着用するようになったが、ムラ駆けの傾向は変わらないようだ。追い切りの動きを見ても、良化度合いはスローな印象を受ける。昨年は５６キロでＶも、今年は１・５キロ増のトップハンデ５７・５キロ。決め手がそがれる恐れがあり、信頼度は高くない。

　【阪神１１Ｒ・オーソクレース】９カ月ぶりに復帰したセントライト記念が４キロ減の４７６キロ。２１日に発表された調教後の馬体重は４７２キロと、さらに４キロ減っていた。長距離輸送があるだけに、当日の馬体重は要チェックだろう。そしてコースロスが大きそうな大外枠もマイナス。人気ほど全幅の信頼は置きづらい。

【阪神１１Ｒ・ウルトラマリン】・・・　1着
適距離に戻った前走で巻き返しに成功。ブリンカー装着馬で周囲を気にする面はあるものの、スムーズな競馬さえできれば確実に上位争いに食い込んでくる。ただし、オープンでの２着２回はともにハンデ戦で５２キロだった。斤量に敏感なタイプで、今回は別定で５５キロを背負うだけに詰めの甘さが心配だ。

【東京１１Ｒ・ソングライン】・・・　1着
前走の関屋記念は道中で外からプレッシャーをかけられ、思ったほど伸び切れなかった。馬体をぶつけられた桜花賞でも戦意を喪失していたように、意外ともまれ弱いタイプなのかもしれない。それを考えれば最内枠は不安な材料だ。人気面でもマークされる立場。精神的に消耗しての凡走もあり得る。

【東京１１Ｒ・シルヴァーソニック】7人気5着
古馬になってからは長距離路線を歩んでおり、二千への出走は約２年３カ月ぶりとなる。２、３歳時はマイル～二千で安定して走れていたのかもしれないが、今回は久々の距離で昇級初戦だけに、ペースに戸惑う恐れは十分ある。４カ月の休み明けでもあり、ここは見送るのが賢明だろう。

【阪神１１Ｒ・ソダシ】1人気10着
オークスは２コーナーで手綱を引っ張ったことで力んでしまい、ハミが抜けなかったことが敗因。外回りのマイルだった阪神ＪＦと桜花賞はスピードで圧倒し、前走は大外枠でリズム良く運べたが、今回の内枠は決して歓迎ではない。内に閉じ込められ力んでしまうと、いたずらにスタミナをロスする恐れがある。