6月に当ブログで発表いたしました現1歳馬(2012年産駒)の預託について、
多くのご意見ありがとうございました。
9月末で3歳世代の未勝利戦が終了しましたが、厩舎としての力が足らず、現3歳世代で
勝たせられなかった馬がたくさん出たことで所属馬が大幅に減ってしまったため、
このまま現1歳世代がゼロでは今後の厩舎運営に支障をきたすと判断し、
当初の方針を変更し、ごく少数ですが1歳世代を何頭か預からせていただくことに決めました。
1歳の11月となると既に預託先が決まっている馬がほとんどで、一口馬主クラブの
馬についても募集時期の関係で預かることは出来ないのですが、
お付き合いさせていただいているオーナーと相談して決めていきたいと思います。
なお、先日日本に到着した「ウオッカの2012」については、谷水雄三オーナーが
預託先を決めず、厩舎の方針が変わるのを待っていただいていたこともあり、
預託していただけることが決まっております。
一度決めたことを翻すことになったにもかかわらず、他にも何名かのオーナーから
預託のオファーをいただいており、感謝の気持ちで一杯です。
今年の競馬開催もあと約一ヶ月となりました。厩舎スタッフとともに最後まで気を引き締めて
頑張っていきたいと考えていきます。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
1歳馬の預託について
競馬場でのたくさんのご声援に加え、ブログへ暖かいコメントとたくさんのアクセスをいただき
心より感謝申し上げます。
今回はいつも応援していただいている皆様へ直接お伝えしたいことがございます。
一口馬主クラブの一歳馬の募集が始まる時期ということもあり、カタログなどをご覧になって
お気づきの方もおられると思いますが、本年度の一歳馬で“栗東・角居勝彦舎所属予定”
となっている馬はおりません。
これは、一口馬主クラブに限らず、すべてのオーナーの2012年生まれのご愛馬の預託を
こちらの申し出によりお断りさせていただいたからです。
預託頭数の上限を2013年3月までに馬房数の2.5倍までに削減する、
とJRAが決定したのが2011年の暮れ(発表は2012年の初頭)でした。
当時、決定された内容は下記のとおりです。
2012年9月30日まで: 貸付馬房数×3(20馬房を超える馬房数については係数を2倍)まで
2012年10月1日から: 貸付馬房数×2.7まで
2013年3月1日から: 貸付馬房数×2.5まで
成績を上げることで馬房数が増え、それに伴って管理頭数が増えていくというルールのもと、
それにあわせた厩舎運営をしておりました。
具体的には、一世代あたり25頭強を預からせていただき、残念ながらデビューまで
たどり着けない馬や、我々の力が及ばず未勝利で引退してしまう馬もいるのですが、
6~7割の馬が勝ち上がってくれ、そのなかにはオープン馬として厩舎の看板を背負って
長期間がんばってくれる馬もいます。
そうやってひとつでも多くの勝利をあげようと取り組んできた積み重ねを否定されるような
預託頭数削減に対して何らかの対応を取らざるをえなくなりました。
勝つことを目標にやっているのに、勝てば勝つほど馬の入れ替えがうまくいかなくなるという
ジレンマに陥ってしまうからです。
預けていただけるオーナーもいます。
しかし、そのなかから、特定のオーナーの馬だけを預かる、特定の血統の馬だけを預かる
といった行為は、応援して下さるオーナーやファンの皆様から許される行為ではないと
考えました。
一旦お預かりした馬に対して厩舎としてベストを尽くさず、馬房数が削減されたことを理由に
早々と見切りをつけてしまうことも同様で、どちらも今までの厩舎のスタイルに反することで、
大好きな馬達を裏切る行為であると思います。そしてもうひとつ、わたくし自身の
ライフワークである障がい者乗馬やホースセラピーの活動を進めていく上においても
道理の通らない行為だという思いから、2011年の暮れにオーナーの皆様に事情を説明し、
翌年誕生する2012年度産駒については一切の預託をお断りさせていただきました。
昨年1年、まったく当歳馬を見に行かないという行為は調教師としてとても寂しい思いの
一年でした。当然のことながら2014年の2歳新馬戦、2015年のクラシックに送り出す馬は
一頭もいません。
しかし、お預かりする馬に対して一生懸命取り組んでいきたいという思いからの行為であることを
何とぞご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。
これからもチーム一丸となってオーナーやファンに喜んでいただけるような馬づくりにベストを
尽くしてまいります。
引き続き変わらぬ応援を賜りますよう、今後ともよろしくお願い申し上げます。
調教師 角居勝彦
結局特定のオーナーの馬だけを預かることになっとる・・・
でもウオッカの長女も角居厩舎に入れるんで良かった
クラブとは決別なんだろうね、特にエピファでもめたキャロット
と言っても難しいでしょ
マル外か国内のトレーニングセールあたりか・・・
出来ない人も結構いるかもね
それはあるな
これは実際ダサいし恥を晒してるが、笑われることを恐れて意地を張る人のほうが多い
でよかったのに
「大好きな馬達を裏切る事はしたくないので~」
なんてくさい事言っちゃうから……
判断したと思うんだが、それが結果的に外れたわけだが
そういう気持ちでやってくれる厩舎の方がやっぱり良いんじゃないの 好意的に見た場合だけど
まあわざわざ戦略的にこんなことやらんでしょ
決断は間違ってなかったと言えるよ
自分のプライドのためになにが犠牲になるのかを考えて
出した結論なんでしょ
まあ、あの時点で「1歳を変わらず預託します」ってのは
一定数以上の3歳馬を勝たせられない、って言っているようなものだった
3歳戦が終了して『結果的に』
3歳を勝たせられなかったことが悔しいという対馬主的な物言いを
選ばざるを得なかったんだと思う。
ただ名乗り出て胴元を批判したんだからそこは評価する
これを機にお偉いさんの意向が変わるといいんだが
馬主と調教師の兼業が認められない、とか。
もし角居師が筋を通そうとするならば、フランスの小林調教師みたく、
日本を捨てる以外に方法はないと思うな。マジで
未勝利勝ち上がれないんだな
いやむしろすごいだろ
馬の8割は未勝利勝ち上がれないぞ
サンデーTCは、こうなることを予想して、一流どころじゃなく高野を選んだに違いない
引用元: http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1385735881/
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