有力関東馬が大挙押し寄せる桜花賞の舞台に、ようやく迎え撃つ関西のエースが登場したわけだが、
正直、前走比馬体重マイナス20キロには驚かされた。直前で馬券を買うのをためらったファンも多いことだろう。
体脂肪率5~8%と言われるトレーニング期のサラブレッドが、前走から2カ月でそれほどまでに減らしていたのだ。
人間換算ならおよそ3キロ。想像してほしい。バンタム級にエントリーしたボクサーが、
計量時にはフライ級の体重しかなかったら…。調整ミスを勘ぐったとしても責められまい。
結果的に杞憂(きゆう)に終わったとはいえ、吉村師が「思っていた以上に減っていて…」と振り返った通り、
100%万全な状態とは言い切れなかったはず。それでも見事に勝って桜色のチケットを獲得できたのは、
馬自身の底力はもちろん、何より鞍上ミルコ・デムーロの手腕が大きかったように思う。
記念すべき“JRA所属外国人騎手”として今月1日にデビュー。あらためて日本での目標を問われたミルコは
「桜花賞を勝ちたい」と即答していた。ダービーではなく、あくまでも桜花賞なのだ。
「桜がきれいだから。桜は日本を代表する木と聞いたし、そんなきれいな桜並木をバックに勝てたら格好いいよ。
ダービー?う~ん…それもいいけど、やっぱり桜花賞だね」。
本人はこだわる理由についてそう話すのだが、桜がきれいうんぬんは当然、表向きのものに過ぎない。
ミルコはこれまで7度、桜冠獲りに失敗している。最もVに肉薄したのはレッドオーヴァルとコンビを組んだ13年(首差2着)。
勝ったのは弟のクリスチャン・デムーロが駆るアユサンだった。
ゴールの瞬間、立ち上がって喜びを爆発させたクリスチャンとは対照的に、ガックリと肩を落とすミルコ。
14歳下の弟は大はしゃぎしながら馬上で手を差し伸べたが、それに反応する余裕もなかった様子が映像にも残っている。
「あのときはショックだったね。あとちょっと。ホントにあとちょっとだったのに」。
2年たった今も、悔しさがこみ上げて眉間にしわを寄せる。
大外から飛んできたクイーンズリングには、ミルコの執念が宿っているように見えた。
我々一般人が想像する以上に、馬はその背中で鞍上の意志を感じ取ると聞く。
レース前の段階ではまだ桜花賞での乗り馬はほかになく、ここは何としても決めたい。
その揺るぎない気持ちが、20キロも馬体を減らし、ギリギリの状態で挑んだパートナーを動かした-。そう思えてならない。
ところで、ミルコはテレビインタビューがかなり苦手だ。聞き手が気を遣ってゆっくりと質問しても、
言葉が出なかったり、返答が微妙にずれていたりもして、観ているこっちがヒヤヒヤしてしまう。
普段の取材では、日本語での意思疎通に問題はないのだが…。
「カメラの前とか、大勢の人に囲まれると、すごく緊張して頭が真っ白になるんだ。
子どものときからプレッシャーにはとても弱かったよ。テストの前日とか、よくおなかが痛くなったりしてね」。
どうか温かく見守ってほしい。とはいえ、フィリーズレビューの勝利者インタビューでは、いくらかやり取りに慣れてきた感じもあった。
桜花賞でお立ち台に上がることになれば、これまでよりも少しだけ、軽妙な受け答えで喜びを表してくれるかもしれない。(デイリースポーツ・長崎弘典)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150317-00000032-dal-horse
どうしてそう思うんですか?
なんで勝ちたいんですか?
オークスを目指すのが正解
荒れるんじゃなくて、王道路線を走って尚3着を外していない馬が2頭いるのに無敗だからって持ち上げすぎの馬が山盛りいすぎて結果配当が高くなってるだけ。今年はどっちかから流しただけで当たると思う。両方も可能性は高い。
ルメールはコンテッサトゥーレ。
紅梅賞の勝ち馬。
やっぱ桜ってつくのがデカいのか
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1426593993/
コメント
いっくん「ミルコ、桜花賞の勝ち方知りたいか?教えないよ」
まじかよ、福永最低だな
ありもないことネタにして叩いて喜んで中傷する。お前が最低、
ダービーより桜花賞って言ってる桜好きのミルコを応援するよ!ルージュ強そうだけどがんばれ!
クリスチャンにおととし桜花賞で負けてるからな
だから余計に勝ちにこだわってるんだろう